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インターンシップ後の修了式がカンボジア王国名誉領事館でとり行われました。
各参加者には「カンボジア王国現地調査研修・修了証書」が授与され、その後名誉領への報告及び懇談会が行われました。

日時:3月27日(木)16:00~17:00
場所:在大阪カンボジア王国名誉領事館
詳細:修了証書授与式・名誉領事への報告会

インターンシップ参加者からのコメント

・教育分野に興味があって参加した。現地の学生が熱心に目を輝かせて勉強に取り組んでいる姿が印象的であった。今後、教員採用試験を控えているので、教師という職業に生かしたい。

・参加する前は明確な目標があったわけではないけれども、様々な分野にふれ、どの研修先でも深く学ぶことができた。帰国後、カンボジアで学んだことや感じたことを友人に話したところ、大変興味をもってくれ、言って良かったと感じた。

・目的が曖昧なまま参加を決めたのだが、実際にカンボジアに行くことによって、知らないことやもっと深く知りたいことが出てきたので、今後勉強していきたい。

・想像していたよりも日本の企業が多くみられた。経済分野に興味があった為、日本の製品がどの程度広まっているのか等も実際に見て知れたことは自分にとって意味のあることだったといえる。発展途上国にはエネルギーがある。この研修で感じたことを今後の大学での勉強に落とし込み、消化していきたい。

・平和とはということを考える為に念願であったカンボジアへ行ったが、思考よりも先に涙が溢れてしまうような研修もあり、まだまだ消化しきれていない。ただ、この「平和」がこれからも人生をかけて携わりたい分野であるという自信を持てたので、今後も向き合って考えていきたい。

・日本語学校に行って、自分が高い学費の中でいかに勉強を怠っているかを知れたので、今は学校での勉強をがんばりたい。

・文化財に興味があり参加を決めたのだが、カンボジアに文化保護のための資金がないのはおかしい。これを国の武器にし、育てていくべきであると考える。

・自分が学んでいる社会福祉という分野を本当にやりたいのかという疑問に達し、新しいこととしてこれに参加した。多角的な分野から学ぶことで、自分の興味を探すことが出来た。

・想像よりも発展していた。今まではなんとなく就職の為に勉強をしていたけど、目的をもってしっかり勉強したい。

・思っていたよりも整備され、都会的であった。CMACが一番印象的であった。地雷については日本で考えたことがなかった。

・カンボジアは日本よりも伸びしろが多い国である。郊外における未発展の部分が発展するようにすべきであると考える。

・日本で得た情報からカンボジアは貧しいと思っていたけれども、思った以上に発展していたことが分かり、物事を平面で捉えるのでなく立体的にみることを学んだ。研修後はカンボジアに関する記事に興味を持つようになった。日本に帰ってきてからは虚無感に襲われる。物に支配されないように生きたい。

・発展途上国を見てみたいという興味から参加することを決めた。本に書いていないような現地に生きた生活を知れて良かった。

・経済の成長をする前の国をみたいと思い参加した。経済成長が人を幸せにするのだと思っていたが、カンボジアには日本にないエネルギーが沢山ある。日本の学生は夢を持っていない人が多いけれど、現地の学生もスカベンジャーも誰もが夢を持っている。ただ、その夢をかなえるための環境が整っていないので、彼らの夢を叶える為にも経済発展は必要であるという考えに至った。

・先進国には沢山行ったけれど、発展途上国に行きたいと思い参加した。貧富の差を目の当たりにし、幸せとは何かと考えさせられた。4月から社会人になるのだが、海外支店もあるのでそういった現場で働きたいという気持ちになった。

・ゴミ山に行けることを知り、この研修に申し込んだ。こんなところで生活出来るんだと思った。自分の暮らしがいかに恵まれているのかと思った。現地に行ってそのことをより知れた。これから自分は日本でできるボランティア活動をしていきたい。

・海外に行った経験がなく、自分が日本で暮らしている間に海外では何が起きているのか知りたいと思い、参加を決意した。何を幸せと感じているのか、何が恵まれているのか、価値観の多様性に気付くことが出来た。国際協力に興味が出てきた。

・大学で国際開発について勉強していて知識はあるつもりでいたけれど、なにも知らなかったということを痛感した。ゴミ山で開発問題の原点をみた気がした。また、戦争の爪痕がまだ残っていると感じた。


参加学生のコメントを受け、山田名誉領事より下記のコメントがありました

・カンボジアは自分探しにうってつけの国である。カンボジアを通して、自分はどんな人間なのかがみえてくる。自分はどんな人間なのかを知りたいと思えば、カンボジアに行くことを薦めたい。ボランティアは人を助ける為にでなく、自分の身幅や心を大きくする為でもあるということを知っておいて欲しい。